1. ホーム
  2. 社会
  3. 東日本大震災:「経験したことない揺れ」津波警戒し避難所で住民が一夜/横須賀

東日本大震災:「経験したことない揺れ」津波警戒し避難所で住民が一夜/横須賀

社会 神奈川新聞  2011年03月12日 20:59

津波を警戒した住民が次々と詰めかけた避難所=11日午後6時半ごろ、横須賀市立長井中学校
津波を警戒した住民が次々と詰めかけた避難所=11日午後6時半ごろ、横須賀市立長井中学校

横須賀市は津波警報に伴う避難所を被災の恐れがあるとされた地域の小中学校などに設置。長井地区の市立長井中学校の体育館には、午後3時半ごろから住民が次々と詰めかけ、約300人が同所で一夜を明かした。

体育館は、ぐったりした様子の多くのお年寄りやヒーターの前で寒さをしのぐ親子らの姿があった。国内観測史上最大の地震による津波の恐れに、海岸付近に住む住民たちは不安な様子だった。

家族とともに避難した市立長井小学校5年の男児(11)は「学校でサッカーをしようとした瞬間ものすごく強い揺れが起きてぞっとした。何時間も避難所にいて疲れた。早く家に帰りたい」とくたびれた表情。

会社員の西島郁代さん(65)は「今までに経験したことのない揺れで足が震えた。海岸近くに住んでいるといつ津波にのみ込まれるか分からないので、警報が解除されるまでは安心できない」とこわばった顔で話した。

横須賀市は学校や行政センターで備蓄していた防寒用の毛布のほか、防災協定を結んでいる大型ショッピングセンターなどから提供を受けた食料品を避難者に配布した。しかし、夜になるにつれて帰宅困難者が増え、道路も大渋滞したため配布に手間取っていた。

【】


シェアする