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大磯を拠点に、若手アーティストや起業家支援のビル「OISO1668」誕生/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年02月23日 16:06

ピンク色が特徴的な「OISO1668」の外観=大磯町大磯
ピンク色が特徴的な「OISO1668」の外観=大磯町大磯

地域で活動する若手の芸術家や起業家らを支援する拠点となる3階建て雑居ビル「OISO1668」が大磯町大磯に誕生した。環境やアート、地域の課題解決などに関心を持つ若い世代をつなぐ場だ。運営するNPO法人「西湘をあそぶ会」の原大祐代表は「今後、地域に根付いた仕事をつくることに共感する仲間を増やしていきたい」と意気込んでいる。

今月4日夜。OISO1668には画家やデザイナー、漁師など年代も職業も多彩な人材が集まり、完成を祝った。遊休化していた築約30年の歯科医院を借りてリノベーション(刷新)した。延べ床面積約200平方メートルに共同オフィス(2階)やイベントスペース(3階)をつくり、1階にはイタリアンレストランを誘致。内装には若手芸術家らが参加し、廃材を使った作品などを飾った。「海まで徒歩2分の開放的で個性的なオフィスに仕上がった」と原代表は満足そうだ。

2階の共同オフィスは環境や芸術分野などで活躍を目指す若者に割安で貸し出し、NPO法人が人脈づくりなどで手助けしていく。テーマは「東京を脱出して地域で仕事をつくる」。志を同じくする仲間を募り六つのブースを埋めていく。フリースペースの3階では、ギャラリーや講座などを開催する予定だ。

全国的に活躍する画家の眞壁陸二さんは作品を展示した一人。「美術鑑賞は少し知識があった方が楽しい。これから講座などを開いて地域のアートファンを増やしていく活動もしたい」と構想を練る。

ビル内ではレストランに飾る美術作品を販売するなど、地元から若手作家を育てていく狙いもある。内装に携わったアーティストの石塚沙矢香さんは「ここは社交の場でもあり、発表の場でもある。面白いアイデアが生まれそう」と期待している。

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多彩な職種の人たちが集まり、ビルのプレオープンを祝った=2月4日夜
多彩な職種の人たちが集まり、ビルのプレオープンを祝った=2月4日夜

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