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「ジオパーク」認定目指し小田原や箱根など1市3町、4月に協議会設立/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年02月21日 22:07

立ち上る噴煙が有名な大涌谷=箱根町
立ち上る噴煙が有名な大涌谷=箱根町

小田原市と箱根、真鶴、湯河原の3町による「箱根ジオパーク」(約250平方キロメートル)構想が本格的に動きだした。貴重な自然遺産を保護すると同時に、科学や防災教育に活用していく取り組みだ。4月に民間を交えた協議会を設立し、2012年中の認定を目指す。

「ジオパーク」は自然公園の一種。世界遺産と考え方が似ているが、基準を満たせば開発可能な点が大きく異なる。国内で名称を使用するには日本ジオパーク委員会の許可が必要。現在は14の地域が認定を受けており、そのうち北海道の洞爺湖有珠山(うすざん)など4カ所は世界ジオパークにも加盟している。

箱根地域には複雑な地形形成の歴史がある。真っ白な噴煙が立ち上る活火山・大涌谷に代表されるように「火山の博物館」の別名があり、温泉などの恵みを含めて「世界的に貴重な資源が残っている」と担当者は話す。

1市3町は11年度予算案に関連経費を計上。12年3月に同委員会に申請し、半年ほどの審査を経て認定を受ける目標だ。大涌谷には箱根火山学習センター(仮称)を建設予定。認定には地元住民の活動などソフト面も重視されるため、ガイドボランティアの育成にも取り組む方針だ。

現在、ジオパーク認定による補助金制度などはないが、担当者は「対外的な知名度向上が期待できる。地域活性化につなげていきたい」と話している。

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