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「配慮食」に障害者ら笑顔、横浜のホテルで会食/神奈川

社会 神奈川新聞  2011年02月20日 23:02

食べ物を自力でのみ込むことが困難な障害者に外食を楽しんでもらおうと、県内の障害者支援団体が20日、横浜市西区みなとみらいのヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで、食べやすく調理された「配慮食」の会食を行った。障害者と保護者など約40人が参加した。

重度障害者の家族などの団体でつくるNPO法人「フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会」(山田章弘理事長)の主催。2009年から始めた事業で、今年で3回目。定員を上回る事前応募があり、当日欠席もなかった。

イタリアのベネチア料理をベースにした「鱈(たら)とポテトのミルク煮」など5品が提供された。食材をムース状にするなどのみ込みやすい工夫が施されていた。

重度障害の10代の子どもと参加した横浜市泉区の40代の母親は「こういうおしゃれな場所に食べにくることは、一生ないと思っていた。プロの作った味とあり、子どもの食べっぷりがよく、自分もうれしくなった」と笑顔で語った。

障害者のいる家庭では、周囲に迷惑が掛かると、外食を敬遠しがちになるケースが多いという。

山田理事長は「社会の理解が進むとともに、配慮食がどこのレストランなどでも出てくるような環境が整ってほしい」と語った。

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