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横浜の百貨店
避難用品や保存食など 防災関連グッズ充実

経済 神奈川新聞  2016年09月01日 09:57

防災グッズを特集した横浜ロフトのコーナー(そごう横浜店提供)
防災グッズを特集した横浜ロフトのコーナー(そごう横浜店提供)

 9月1日は「防災の日」。横浜市内の百貨店では、東日本大震災以降高まっている防災意識に応えようと関連グッズの品ぞろえを充実させている。熊本地震が発生し、日ごろの備えの重要性が再認識されたことしは保存食や一定の揺れでブレーカーがダウンするアダプターなど多様な商品が注目されているという。

 8月24日から7階台所用品売り場で防災グッズ特集を始めた横浜高島屋(横浜市西区)。9月6日までの2週間、前年同期比30%増の約75品目をそろえている。

 売りはキャリーバッグと災害時に必要な備蓄品を合わせたセットや、防寒対策としても有効なベスト、子ども向け食品を備えたクマのぬいぐるみの3点。「味が進化している非常食に比べ、避難グッズは従来品の持ち出し袋からあまり変化がない」と、女性や子どもを含め日常使いがしやすいグッズの展開を意識した。

 そごう横浜店(同区)では8月30日から7階横浜ロフトに特設コーナーも設置。近年は「備蓄食からおいしく食べられる長期保存食」が人気で、良質の味を意識した防災食品が充実しているという。温めなくてもおいしく味わえる手軽さも好調の一因といい、煮込みハンバーグや豚汁、デザートなど多彩なメニューを用意。このほか、高島屋と同様にキャリーバッグや人気キャラクターのリュックなど計約200種類を店頭に並べている。1~30日の売り上げは前年同期比20%アップし、関心の高さがうかがえた。

 横浜高島屋によると、防災グッズの販売は東日本大震災以降、震災前の2010年比で毎年プラスに伸長。そごう横浜店でも食品の買い替え需要や新商品の買い足しで微増を続けているほか、4月の熊本地震後は売り上げが約5倍になったという。


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