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〈時代の正体〉「公正な判決」訴えマネキンパフォーマンス 海老名市提訴の市民団体

時代の正体 神奈川新聞  2017年02月13日 16:39

司法の独立を求め横浜地裁前で行われたパフォーマンス=横浜市中区
司法の独立を求め横浜地裁前で行われたパフォーマンス=横浜市中区

「市民の心に寄り添う公正な判決を!」
「市民の心に寄り添う公正な判決を!」

【時代の正体取材班=石橋 学】裁判所にだって物申す-。表現の自由を巡って海老名市を相手に訴訟を起こしている市民団体「#マネキンフラッシュモブ@かながわ」は13日、横浜市中区の横浜地裁前でパフォーマンスを行った。「市民の心に寄り添う公正な判決を」。マネキンに扮(ふん)してプラカードをかざし、思うままに意見を表明する権利をアピールした。

 共同代表の朝倉優子さんが驚いたのは昨年12月の第3回口頭弁論でのこと。市側に反論しようとする原告側弁護士を遮り、大久保正道裁判長は結審を宣告。開廷2分後の出来事に「市民の声は聞く必要がないと見下ろされた感じ」。市民の政治的主張を抑制したい権力への忖度(そんたく)を感じた。


「法廷が民主主義を壊すんですか!?」
「法廷が民主主義を壊すんですか!?」

 「中立公正な立場から判断をするのが裁判所じゃないんですか」「法廷が民主主義を壊すんですか」。この日のパフォーマンスには司法の独立を訴えるプラカードを用意。地元住民でつくる「海老名自由通路を考える会」(井田憲治代表)も駆け付け、裁判所職員らに会報を手渡した。

 海老名市を相手取った訴訟は海老名駅前自由通路でのデモを禁じた条例に基づく市の処分を巡るもの。マネキンパフォーマンスがデモに当たるとした禁止命令は表現の自由の不当な侵害とし、取り消しを求めている。「権利は行使することでしか守れない。裁判所は権力の違反をチェックする機関であってほしい」と朝倉さん。判決は3月8日に言い渡される。


「話をよく聞いて法律に従って中立公正な立場から判断をするのが裁判じゃないですか?」
「話をよく聞いて法律に従って中立公正な立場から判断をするのが裁判じゃないですか?」

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