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ダマサレン隊名誉隊長にキマグレン就任、振り込め詐欺撲滅へ編成/逗子

社会 神奈川新聞  2011年02月02日 23:48

1日逗子署長として振り込め詐欺撲滅を訴える「キマグレン」のISEKI(右)とKUREI=JR逗子駅前
1日逗子署長として振り込め詐欺撲滅を訴える「キマグレン」のISEKI(右)とKUREI=JR逗子駅前

逗子市内で振り込め詐欺の前兆とみられる「アポ電」が、一部局番の下4ケタ4000番台に次々とかけられていたことが2日、分かった。逗子署の“先回り電話”によって2日間でぴたりと鳴りやんだが、「撲滅活動の強化へ『ダマサレン隊』を新たに編成した」と同署。その名誉隊長に、逗子市出身の2人組音楽ユニット「キマグレン」が就任した。

アポ電は1月29日と30日にかかってきた。「オレ、オレ。携帯電話をなくした」と「新番号」を伝えて切り、翌日は「女子高生を妊娠させた」と話して100万円を要求する内容。同署はアポ電を確認後、即座に注意を促す先回り電話をかけ、被害を封じ込んだ。

同署管内の昨年の振り込め詐欺件数は8~9月の3件で、被害額は計約250万円。これ以前の227日間はゼロだったことから、3件の被害発生後、同署は女性名義の電話番号5百件以上に直接電話し、注意を喚起。高齢者宅約150軒の直接訪問、パトカーにCDプレーヤーを取り付けた上での広報活動、チラシ配布…と撲滅活動を展開。以後、被害ゼロの日々が続いてきた。

そこにアポ電。折しも31日は振り込め詐欺撲滅のつどいの開催日で、「キマグレン」の2人が一日署長を務めた。それぞれ「実家にアポ電がかかってきた」(ISEKI)、「おじいちゃんは警察官。協力したい」(KUREI)などと話し、この日発足した「ダマサレン隊」の名誉隊長を快く引き受けたという。

同隊は、市老人クラブ連合会や防犯協会、防犯指導員連絡会などで編成し、非常勤顧問を平井竜一市長、顧問を渡邉敏郎署長が務める。高齢者と振り込め詐欺に関する情報の共有を深めながら、さらなる撲滅活動を推進する方針だ。

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