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小田原少年院で成人式、更生の決意新たに/小田原

社会 神奈川新聞  2011年01月21日 18:34

小田原市扇町の小田原少年院で21日、成人式が行われた。窃盗や傷害などの非行事実で収容され、4月2日までに20歳になる9人が、「自分の欲に負けることのないように粉骨砕身する」「母に心から感謝している」と気持ちを発表し、更生への決意を新たにした。

同少年院には15歳から20歳までの70人が収容されている。収容期間は1年ほどといい、社会復帰へ向けた職業訓練や資格取得に取り組んでいる。新成人は14人いるが、インフルエンザなどで5人は出席できなかった。

式には新成人の家族も駆けつけた。大半が丸刈りの院生はブレザーにネクタイという制服で、新成人は左胸に足柄下地区更生保護女性会から贈られたコサージュをつけた。

門脇高次院長は「少年院を出た多くの人が社会人として自立し、更生している。大変なこともたくさんあると思うが、自分の手で努力して幸せをつかんでほしい」と式辞を述べた。

新成人一人一人が登壇し決意を述べる「20歳の誓い」では、「20年間さんざん悪さをして、たくさんの人を傷つけてきた。これから償いと恩返しをしていきたい」「多くの人を傷つけ、迷惑をかけ、自分優先で生きてきた結果、少年院で成人を迎えることになった。人を思いやり、助け、笑顔にできる男になりたい」と約束した。

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