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〈時代の正体〉「共に生きる」豊かさ味わう 川崎さくら小でキムチ作り

時代の正体 神奈川新聞  2017年02月09日 23:08

ハルモニの手ほどきでキムチを漬ける子どもたち=さくら小学校
ハルモニの手ほどきでキムチを漬ける子どもたち=さくら小学校

【時代の正体取材班=石橋 学】川崎市立さくら小学校(川崎区桜本)で9日、恒例のキムチ作り教室が開かれた。交流のため訪れた川崎朝鮮初級学校と合わせた6年生約80人は在日コリアン1世のハルモニ(おばあさん)を先生役に「共に生きる」豊かさを味わった。

 同小と地域の多文化交流施設・市ふれあい館が共同し9年前から続く事業。両校の交流も含めて毎年楽しみにしている子どもたちのため、今年も同館職員と教員がそろって白菜の塩漬けからタレ作りまで下準備に当たり、この日を迎えた。

 「葉っぱをしっかりめくって、タレはちょんちょんと置くように塗るのよ」。趙(チョウ)良葉(ヤンヨプ)さん(79)ら地域のハルモニたちの手ほどきを受け、男児(12)は「おいしくできたよ、と家族に自慢しながら夜ご飯で食べたい」。朝鮮学校の男の子(11)に「家で作ることはあるの」と話し掛けていた。男の子は父親が焼き肉店で働く。「お父さんがお店で漬けているのを見たことがあるけど、自分では初めて。今度、手伝おうかな」と笑顔をみせた。

 在日コリアンが多く暮らす桜本にとっては「地域の味」。6年生の担任で在日3世の白(ペク)満洙(マンス)先生(39)は「地域と連携し、学校に出会いの場を設けることができるのは、この街ならでは。子どもたちの中にいい記憶として刻まれるはず」と話していた。


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