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鳩レースのお話(下)
自転車記者が行く・鳩、はじめませんか

話題 神奈川新聞  2016年08月24日 14:44

髙井さんの鳩舎に飼われる鳩たち。人間の陸上競技と同じで、筋肉隆々は短距離、スリムは長距離に強いのだという=中原区
髙井さんの鳩舎に飼われる鳩たち。人間の陸上競技と同じで、筋肉隆々は短距離、スリムは長距離に強いのだという=中原区

 社会人となり本格的な鳩舎(きゅうしゃ)をこしらえた。自分なりの系譜をつくり出そうと決意した。鳩(はと)レースの本場、オランダから大本となるペアを買い付けた。なんと200万円。す、すごい。

 中原区小杉御殿町の高井秀昭さん(62)が20歳すぎのころだ。「血統に日本人オーナーの名が入っていないものがよくてね」。当時まだ日本にない血統だった。その子孫を軸に、大会入賞やポイント制の賞レースで優勝を経験した。

 強い親の子はよく飛ぶ可能性が高いのは確かだ。「それでもレースに出す100羽のうち、1羽が成績残せば御の字」。しかも毎回1割ほどは迷ったりタカなどの天敵に襲われたりして、戻ってこない。少し切ない。

 血筋だけで勝てるわけでもない。興味深いのが「Wシステム」という手法だ。雄と雌を離し、レース直前に会わせて営巣・帰巣本能を刺激し、より速く鳩舎へ戻らせようというものだ。

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