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鳩レースのお話(上)
自転車記者が行く・東京五輪がくれた夢

話題 神奈川新聞  2016年08月23日 09:50

鳩舎の中で自慢の1羽を手にする高井さんと、親戚の西塚虎ノ助くん。高井さんは「親族の誰か一人でも継いでくれればなあ」と話す=中原区
鳩舎の中で自慢の1羽を手にする高井さんと、親戚の西塚虎ノ助くん。高井さんは「親族の誰か一人でも継いでくれればなあ」と話す=中原区

 昭和の話だ。1962年、日本が東京五輪で沸き立つ2年前のことだった。少年の家に1羽の迷い鳩(ばと)が飛んできた。「足にね、東京五輪の記念の足輪がついていたんですよ」

 高井秀昭さん(62)と、鳩レースとの出合いだった。「10歳くらいでしたね。当時は鳩がブームで。この辺でも飼っている人がたくさんいた」。今や発展著しい武蔵小杉駅から少し先の、中原区小杉御殿町。「ミカン箱を小屋にしてね。近所の大人からひなを分けてもらったりね」。半世紀たっても熱の冷めない、魅惑の世界を知った。

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