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伝説の夏フェス@寿町(下) 感謝歌う“地区の子”

社会 神奈川新聞  2016年08月21日 11:14

ことぶき学童保育の卒業生らと「寿町フリーコンサート」に出演した石井さん(中央)=12日、横浜市中区の寿生活館
ことぶき学童保育の卒業生らと「寿町フリーコンサート」に出演した石井さん(中央)=12日、横浜市中区の寿生活館

 横浜・寿地区で暮らす子どもたちが11年前に結成したバンド「Kotobu☆Kids(コトブキッズ)」が、夏恒例の音楽イベント「横浜・寿町フリーコンサート」に出演を続けている。日々の暮らしでさまざまな困難を抱えながらも、互いに励まし合いつつ成人し、子育て中の女性も数人いる。今年はバンド名を変更して新曲を発表、大人へと育ててくれた地域へ感謝の思いを歌い上げた。

               ♪ ♪ ♪

 赤ちゃんを抱えたボーカルの亜弥ちゃん(29)がバンドのメンバーを見渡す。「今年は大人の方が多いです。みんな成長したのですね」とあいさつをすると、会場に大きな笑いが起こった。

 8人編成だが、中高生は3人だけ。「キッズじゃなくても地域の中で好きな音楽を続けていける」との思いを込めて、新たなバンド名をKotobu☆Kids&寿音冬夏組[otonagumi]に変えた。地域で行う冬と夏の演奏会を名前に表した。

 初めて披露したオリジナル曲「集まってくるぜ(仮)」は、亜弥ちゃんの迫力ある声がよく似合う、ベースを効かせたロックな新曲だ。
〈金持ちはいねえ 世渡りも下手だ 困ったことは 次々おこる でも〉
〈笑いあって 暮らしているぜ 自分が別にかわいそうじゃないぜ〉
〈人の匂いに 満ちた街だが 何だか呼吸は しやすくないか〉


 寿地区に住む人たちの生活をサポートする市の建物、寿生活館にある「ことぶき学童保育」。地域の子どもたちの託児の場であり、遊び場、よりどころでもある。

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