1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 大内(明治)大会新で連覇 全中・競泳

大内(明治)大会新で連覇 全中・競泳

スポーツ 神奈川新聞  2016年08月19日 02:00

 全国中学校体育大会第2日は18日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールなどで行われ、神奈川県勢は競泳女子50メートル自由形の大内紗雪(明治)が25秒48の大会新記録で2連覇を果たした。

 男子200メートル背泳ぎは松山元哉(鵠沼)が2分4秒19で初制覇、女子200メートル背泳ぎは2年生の泉原凪沙(鶴ケ峯)が2分15秒44で初の頂点に立った。

 男子400メートルリレーは港南が3分39秒83で初優勝。男子50メートル自由形は17日の同予選で23秒72の県中学記録をマークしている須田悠介(港南)が2位に食い込んだ。

競泳女子50自 大内(明治)連覇
憧れ超えも目標高く


 「もっと速いタイムを狙っていたのに…」。女子50メートル自由形で2年連続制覇を飾り、しかも大会記録を2度も塗り替えて自らの持つ県中学記録25秒48に並んだ。それでも、大内は満足しなかった。

 予選で25秒50の大会新をマークし、迎えた決勝。前半は競り合いを演じながらも後半は力強いストロークで抜け出し、2位とは0秒86差と圧倒した。5月のジャパンオープンでマークした自己ベストに並んだが、目指したのは「それより1秒速いタイム」だった。

 これまでの大会記録は25秒60。2年前の決勝でリオデジャネイロ五輪女子代表の池江(東京・淑徳巣鴨高)が中学2年でマークしたものだ。「追い付きたい」という憧れのスイマーの記録を塗り替えたことについて「そこはうれしい」と口元を緩めたが、中学3年は高い目標があるからこそ満ち足りていない。

 19日の100メートル自由形で2年連続の2冠を狙う。競泳界のホープは「こだわるのはとにかくタイム」とあくまでも自分自身との戦いに集中する。

200背アベックV
狙い通り逃げ切る 男子・松山(鵠沼)
得意の「100」へ弾み 女子・泉原(鶴ケ峯)




 背泳ぎ200メートルは神奈川勢が男女そろって栄冠をつかんだ。昨年予選落ちを味わった2人が見事に雪辱を果たした。

 2分4秒19で男子を制した松山は「作戦通りだった」と相好を崩す。前半の100メートルを8人中で唯一1分を切る好タイムで貯金をつくり、「あとはパワーを出すだけ」と力強く腕をしならせて逃げ切った。

 一方、女子の頂点に立った2年生の泉原は2分15秒44のタイムに悔しそう。「狙っていたのは14秒台。伸びなかった」と悔し涙をこぼした。

 前半100メートルは頭一つリードしたが「後半はストロークが増えてしまった」という。後続の追い上げにあいながらトップの座を守り抜いた。

 19日には2人そろって背泳ぎ100メートルに出場する。松山は「いい気持ちでレースに入れる」と意気込み、泉原は「100の方が得意。巻き返す」と力強く次のレースに目を向けた。

初V港南、喜び爆発


 男子400メートルリレーは港南が初の頂点に立った。「競っていたので、とにかく思い切り突っ込んだ」という第3泳者の河村が2位タイで引き継ぐと、アンカー須田がラスト50メートルで後続を突き放した。須田は「ただただ、うれしいの一言。全員が最大限の泳ぎをしてくれた」と喜びを爆発させた。

 須田はこの日の男子50メートル自由形でも準優勝と大躍進。「40メートルまでは勝っていたが、ラストで水を飲んでしまいスピードが落ちた」と悔しがったが、前日17日の予選ではリオデジャネイロ五輪代表の塩浦(イトマン東進)が2007年に記録した県中学記録を更新する23秒72をマークした。

 最後の夏に大記録を打ち立てた14歳は「こんなすごいタイムを更新できてうれしい。東京五輪に出たい思いがより強くなった」と夢の舞台へ自信を得た様子だった。


シェアする