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酷暑に耐え7連覇 ソーラーカーレース鈴鹿

話題 神奈川新聞  2016年08月10日 02:00

ソーラーカーレース鈴鹿の高校生部門で7連覇を達成した県立平塚工科高校社会部の生徒たち=平塚市黒部丘の同校
ソーラーカーレース鈴鹿の高校生部門で7連覇を達成した県立平塚工科高校社会部の生徒たち=平塚市黒部丘の同校

 国内最大規模の「ソーラーカーレース鈴鹿」(5~6日、三重県・鈴鹿サーキット)の4時間耐久レースで、県立平塚工科高校(平塚市黒部丘)社会部チームが高校生部門7連覇、企業や大学なども合わせた総合部門でも6連覇を達成した。3年の阿曽大樹さん(17)は「先輩たちの記録を途切れさせることなく優勝できてうれしい」と話した。

 同校社会部は創部当初、富士山清掃などを行ってきたが、工科高校にふさわしい“エコなものづくり”に取り組もうと1998年からソーラーカーを製作。空気抵抗が少なく、当時としては斬新なデザインだった「芋虫型」の車両で2008年から鈴鹿レースに参戦し、10年から高校生部門、11年から総合部門でも優勝を続ける。

 大会は日本自動車連盟(JAF)などの主催。今年は高校生部門に17台、総合部門は30台が出場し、4時間での周回数(1周5・8キロ)を競った。決勝では2位の和歌山大学チームと同じ45周だったものの、周回遅れに近い差をつけて圧勝した。

 参戦当初は斬新だった芋虫型も、近年では他チームが採用するなど、レース環境は厳しくなっている。阿曽さんは「年々同じ形の車が出てきて負けるわけにはいかないと思って臨んだ」と振り返る。

 予算面などで新車の導入はできず、車両の経年劣化でテールランプやブレーキなどに次々不具合が見つかり、準備から大会当日まで部員20人全員で修正に力を注いだ。前半のドライバーを務めた3年の西山幸宏さん(18)は「前の車を抜こうとして縁石に乗り上げた衝撃がすごかったので後半が心配だったが、最後まで走れてよかった」と車体を思いやった。

 敵は他ドライバーだけでなく運転席の暑さも。肩が痛くなるほど狭い運転席は少なくとも40度を超える暑さになり、他チームでは熱中症になるドライバーも出るほど。後半のドライバーで3年の長谷川健太さん(18)は「決勝では途中、ペットボトルの水がなくなり焦ったが、なんとか耐えられた」と、ラグビー部と兼務している体力が最後にものをいったことを明かした。


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