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30年前の自分と再会 タイムカプセル公開 厚木の小学校で

社会 神奈川新聞  2017年02月05日 02:00

30年前のタイムカプセルを公開した催し=厚木市立荻野小学校
30年前のタイムカプセルを公開した催し=厚木市立荻野小学校

 創立130周年を迎えた厚木市立荻野小学校(同市上荻野)で4日、30年前に埋設した「タイムカプセル」の中身を公開展示する催しがあった。当時の在校生らが次々と訪れ、収めた作文や絵画などに対面。思い出の品々に目を細め、小学生時代を懐かしんだ。

 関係者によると、タイムカプセルは同校の100周年記念事業の一環として学校とPTA、地域住民が1987年2月に正門脇に埋設して記念碑も建立、30年後に開封することにした。

 当時の児童数は今より約150人多い約600人。将来の夢などを書いた作文や自分の顔を描いた絵画、合唱を記録したテープ、教材といった数百点が専用容器に入れられた。

 掘り出し作業が1月下旬に行われ、この日、体育館に収納物が学級別に並べられた。当時5年生だった市内の主婦神崎智美さん(41)は「懐かしい。『未来の自分』と題した作文を読んだが、内容通りにはならなかった」と感想を語り、再会した当時の担任教諭と懐かしんだ。

 当時のPTA副会長で今回の取り組みの代表を務めた石射忠夫さん(68)は「結露によって写真などに多少傷みが見られた。現役の児童にも、親にもなった先輩たちが持っていた夢を知ってもらう機会になってほしい」と話した。

 会場を訪れた人たちは、自分の作品を探して大事そうに持ち帰った。今回、転居などで周知が足らず、約半分残った作品は学校で保存、連絡があれば返却に応じるという。


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