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神奈川大会の軌跡(下)〈打撃編〉 「史上最強」の横浜打線

高校野球 神奈川新聞  2016年08月03日 02:00

ベスト8に入ったチームの選手で最高打率をマークした東海大相模の戸崎
ベスト8に入ったチームの選手で最高打率をマークした東海大相模の戸崎

 優勝した横浜は、7試合中6試合で本塁打が飛び出し、計14本のアーチを描いた。従来の大会記録を3本も上回り、「史上最強打線」として大会史に刻まれた。

 主砲村田、主将公家、2年増田が3本で並び、エース藤平も準々決勝で2本放つなど7選手が本塁打を記録。どの打順からでも長打が出る打線を完成させた。1年生万波が3回戦で放った推定飛距離135メートルの一発も注目を集めた。打率5割の4番村田を筆頭に、公家、増田、遠藤が4割台の打率を残した。

 慶応は2年生の4番正木が、準々決勝の東海大相模戦で2本塁打を放つと、準決勝の桐蔭学園戦でも第3号と力を示した。打率3割9分3厘の1年下山とともに準優勝の立役者となった。主将大串は11四死球と選球眼に優れ、瀬戸西も打率5割、4盗塁と活躍した。

 桐光学園はエース中川が4番打者としても輝いた。準決勝では横浜の石川から逆方向に3ランを放つなど打率4割5分5厘、8打点と打席でも勝負強かった。桐蔭学園は打率5割2分4厘の土田、2本塁打の南木、9打点の柿崎ら2年生の打力が高かった。

 東海大相模の主将戸崎はベスト8以上の選手で最高の打率6割2分5厘をマーク。10安打全てが単打だった。1年小松は打率5割6分3厘を残し、4番赤尾が横浜スタジアムで放ったスコアボード直撃弾も強烈だった。

 日大は打率5割の丹羽、4割7分4厘の須永の3、4番がパワフルな打撃を貫いた。横浜隼人の1番浅見は横浜の藤平から本塁打、打率4割5分5厘、8四死球とセンスが際立っていた。急成長した大森は打率5割6分3厘を残した。藤沢翔陵のスラッガー森山は、打率5割5分6厘、2本塁打と前評判通りに力を発揮。主将近藤は7安打中4本が長打だった。

 ベスト8以外では、星槎国際湘南の1年生松下と平塚江南の山田が1試合2本塁打で勝利に貢献。横浜創学館の佐藤未は、横浜商大を相手に逆転サヨナラ3点本塁打を放った。


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