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大橋巨泉さん 次女が語るがん手術直前の忘れられない思い出

カルチャー 神奈川新聞  2016年07月29日 10:51

大橋巨泉さん 次女が語るがん手術直前の忘れられない思い出(写真:女性自身)
大橋巨泉さん 次女が語るがん手術直前の忘れられない思い出(写真:女性自身)

 「父は、私の2人の子供にとっては、大変よい祖父でした。子供たちが幼かったころ、よく車で九十九里浜へ潮干狩りに連れて行ってくれました。父はわざとカニに指を挟まれては、子供たちを笑わせたこともありました。私の母との離婚で、娘である私や妹と一緒に過ごすことができなかったぶん、孫に愛情を注いでくれたんでしょう。成長した子供たちはいま、父の生き方や考え方をとても尊敬していて、人生の指針にしています。大橋巨泉の孫であることを誇りにしています」

 そう語るのは、長女の大橋美加さん(56)。

 大橋巨泉さん(享年82)が、7月12日、急性呼吸不全のため死去した。愛妻・壽々子さん(68)に看取られて天国へ旅立った巨泉さんだが、1964年に離婚した前妻・マーサ三宅(83)との間に、美加さんと妹の豊田チカさん(55)、2人の娘をもうけている。

 巨泉さんが離婚したのは、美加さんが5歳、チカさんが3歳のとき。5年後に壽々子さんと再婚したが、本誌にかつて、こんな思い出を語っている。

 「美加とチカとは別れて暮らしていたんだけど、(再婚した)壽々子に彼女たちを会わせるべきか、逡巡していたんだ。ところが、迷った末に会わせてみたら、たちまち仲良くなってね。僕と寿々子の新居に来ては、ピアノを弾いて童謡を歌い、恋愛の相談まで持ちかけていたんだ」

 巨泉さんなりに、思春期の娘たちとの距離の取り方に苦労していたのだろう。

 巨泉さんが最初に大病をしたのは2005年、71歳のとき。胃がんで胃の半分を切除した。チカさんは、忘れられない思い出があるという。

 「父がストレッチャーに乗せられて手術室に向かうとき、付き添った母(壽々子夫人)に、『俺が死んだら、チーコに“愛してる”って言っといて』と伝えたことを、母から聞きました。ちょうど私が人生に悩んでいた時期で、父は自分の手術よりも娘の私のことを心配してくれていたんです。思い出すと、胸が熱くなります」

 生前、巨泉さんは本誌にこう語っていた。胃がん手術を乗り切った3カ月後、2005年10月のことだ。

 「次の目標は金婚式だね。金婚式までは生きたい。結婚式を挙げたローマのサン・ジョバンニ・ア・ポルタ・ラティーナ教会でやるんです。どうです?」

 金婚式まであと3年。“放送界の巨星”はついに墜ちた――。【女性自身】

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