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「将来の選択肢広げたい」 パソコン講座で若者の就労支援

経済 神奈川新聞  2016年07月27日 02:00

少年にエクセルの使い方を教える職員(右)=横須賀市三春町
少年にエクセルの使い方を教える職員(右)=横須賀市三春町

 少年院や児童養護施設出身者に対して、横須賀市で経営する建設会社で鳶(とび)の仕事を提供している岡本昌宏さん(41)が、新たに若者向けのパソコン講座を始めた。就職活動で採用条件として挙げられることが多いパソコンの基本技術を身に付けることで、将来の選択肢の拡大を目指す。

 岡本さんは、2005年に建設会社「セリエコーポレーション」(横須賀市三春町)を設立。「仕事、住まい、親代わりの3点セット」をうたい、これまでに全国各地から40人以上を受け入れてきた。

 ただ、「きつい」「理想と現実が違う」などの理由で離職率が高く、8割ほどが2~3カ月で辞めてしまうのが現状だった。

 新たな支援活動のために、今年7月にNPO法人「なんとかなる」を設立。日本マイクロソフトなどが行う若者の就労支援プロジェクトに参加する形でパソコン講座を実施する。

 同社が「ワード」「エクセル」「パワーポイント」の教材を提供し、プロジェクトの養成講座を受けたNPO職員が若者たちに指導する。少年院や児童養護施設の出身者に限定せず、支援が必要な若者全般を対象としている。

 今月19日には、初めての講座を実施。受講した少年(16)は、「中学校でエクセル、ワードは勉強したけれど、全然覚えていなかった。働く上で必要なので、応用技術も覚えたい」と話した。

 岡本さんは、「すぐに効果は出ないけれど、いつか成功事例になれば、次に続く子どもたちの希望になる。これからが楽しみ」と期待を込めている。


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