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翻訳アプリの機能充実目指し 横浜の企業が資金募集中

経済 神奈川新聞  2016年07月26日 02:00

拡大表示やネーティブによる音声再生機能を備えるアプリ「Excuse Me」シリーズ
拡大表示やネーティブによる音声再生機能を備えるアプリ「Excuse Me」シリーズ

 ウェブ制作会社のプレッシャーポイント(横浜市中区)が、自社で開発した携帯端末用の無料の翻訳アプリケーションの機能充実を目指しクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。よりグローバルに使用できるよう、対応言語や文例を増やす構想。増加する訪日外国人客とのコミュニケーションツールとしても役立てたい考えだ。

 海外旅行用の翻訳フレーズ集アプリ「Excuse Me(エクスキューズミー)」は、昨夏からアンドロイド、iOS(アイオーエス)の各ストアで無料提供。日本語、英語、中国語、フランス語、スペイン語、イタリア語の計6言語に対応し、「タクシー」「レストラン」といった19の場面から実用的な翻訳文を選ぶことができる。あらかじめ搭載された文章は各言語共通で、その数は200に上る。

 配信が開始された昨年6月以降、国内外で1万5千件がダウンロードされ、新たな文章の要望も300以上寄せられているという。予想を超える需要の高さの一方、自己資金では限界があり、今回、機能拡張のためのCFに挑戦することに決めたという。第一の目標金額を60万円に設定し、対応言語を10カ国語に、フレーズを約250まで増やすことを目指す。

 同アプリの利用手順は簡単。翻訳したい言語のアプリをダウンロードし、必要な使用状況を選択。例えば「買い物」の場合、「試着して良いですか」「あちらの商品棚にあるものが欲しいのですが」といった文章一覧が表示される。翻訳したい一文をクリックすると訳文が現れるほか、拡大表示や音声再生機能も利用できる。オフラインや機内モードでの使用が可能で、通信コストを気にせず使えるのも魅力。「文章を入力する手間が省けるので、フレーズがぱっと思い浮かばないときなどに便利に使ってもらえる」と同社の石川達也社長はPRする。

 4年後の東京五輪・パラリンピックを見据える石川社長は日本のホテルや交通機関による利用も期待。「アプリが言葉の壁を越え、日本を訪れる外国人の方々とのコミュニケーションの活性化に寄与していければ」と話し、多くの協力を呼び掛けている。

 支援はCFサイト「Kibidango」のプロジェクトページから受け付けている。問い合わせは同社電話045(222)8385。


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