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「火山活動は低下状態」 東海大が箱根山で定点観測

話題 神奈川新聞  2016年07月06日 02:00

蒸気の噴出が続く大涌谷で行われた火山ガスの調査(東海大理学部大場武研究室提供)
蒸気の噴出が続く大涌谷で行われた火山ガスの調査(東海大理学部大場武研究室提供)

 箱根山(箱根町)の大涌谷で5日、東海大の大場武教授が火山ガスの定点観測を行い、「火山活動は低下した状態が続いている」との認識を示した。

 調査地点は、昨年6月の小規模噴火で火口ができた大涌谷と周辺の噴気地帯。活動状況の指標となるガス中の二酸化炭素(CO2)の硫化水素(H2S)に対する比率(C/S比)は「どちらの地点も6月の調査時とほぼ同じだった」という。

 この日は霧が立ち込めて視界が悪かったが、大場教授は「依然として噴気の勢いが最も強いのは、大涌谷の温泉供給施設の蒸気井」と指摘。「(現在進められている)蒸気井の対策工事後は、ガスの濃度が低下するのではないか」との見方を明らかにした。


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