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新たなにぎわい創出へ 簡宿の街・日進町

話題 神奈川新聞  2016年06月26日 14:58

第1弾として完成した倉庫を改造したバスケットボールコート
第1弾として完成した倉庫を改造したバスケットボールコート

 簡易宿泊所が並ぶ川崎市川崎区日進町の築50年以上のビルや倉庫をリノベーション(大規模な改装工事)してスポーツやシェアオフィスなどの複合施設として、新たなにぎわいを創出しようという試みが始まった。第1弾として、イベントスペースとしても使えるバスケットボールコートが24日にオープン。「老朽化したビルが多い地区で面白いことをしていこうという再活用の例として注目」(三浦淳副市長)されている。

 食品容器・包装卸のヨネヤマ(川崎区大川町、武井泰士社長)の新事業。敷地約1280平方メートルに鉄筋コンクリート造り5階建てビル(延べ床面積約1765平方メートル)と同4階建てビル(同約660平方メートル)、倉庫(同約330平方メートル)があり、1989年まで同社の本社として使っていた。その後、関連会社が使用していたが老朽化のため、昨年8月から空きビルとなった。

 同社がことしの創業70周年に合わせ若手の起業家らが集まるシェアオフィスやシェアルーム、実験的な市民工房のネットワーク「ファブラボ」、写真スタジオ、カフェなどを設ける複合施設「UNICO(ウニコ)」とすることを計画。イタリア語で「唯一無二」の意で、武井雅子同プロジェクト代表は「ここでしか味わえないようなコト、モノを発信し、川崎から新たな文化を生み出し発信していきたい」と話す。

 耐震補強などは終わり全体の完成は年内を目指しているが、第1弾として倉庫を改造したバスケットボールコート(2面)が23日、関係者らに披露された。プロバスケット選手の岩佐潤さんのバスケットスクールが開かれるほか、ヨガやダンスなど多目的スペースとしても使われる。

 「高度成長期には活気に満ちていた日進町地区。プロジェクトを通して若者らを招く魅力的な街となり、にぎわいを取り戻したい」と武井同プロジェクト代表は話している。問い合わせは、UNICOコート電話044(211)1711。


ヨネヤマが複合施設へリノベーションを進める旧本社ビル =川崎市川崎区日進町
ヨネヤマが複合施設へリノベーションを進める旧本社ビル =川崎市川崎区日進町

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