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「父の日」商戦本格化 エプロンの提案も

経済 神奈川新聞  2016年06月18日 02:00

父の日のギフトで男性向けエプロンを特集する横浜高島屋=横浜市西区
父の日のギフトで男性向けエプロンを特集する横浜高島屋=横浜市西区

 横浜市内の百貨店で父の日(19日)に向けたギフト商戦が本格化している。花をはじめギフトのバリエーションが豊富な母の日に比べ市場規模が小さい父の日だが、「開拓の余地がある」と商品提案に力を入れる各店。男性用エプロンや昔懐かしのレコードをテーマにした商品など、ひと味違う商品展開に知恵を絞る。

 横浜高島屋(同市西区)は、共働き世帯の増加などで料理を趣味にする男性が増えていることから、男性向けエプロンの品ぞろえを強化。台所用品売り場の担当者によると、男性のエプロン需要の高まりは3、4年前から。かつては無地が主流だったが、柄ものやファッション性を取り入れたデニム生地のものなど種類も豊富になっているという。今年は前年比約1・5倍を店頭に並べ、売り上げも1~2割の伸長で好調に推移している。

 「昔は奥さんと兼用で使っている男性が多かったが、近年は退職後に料理を始める60代や共働きの30~40代の購入が目立つ」と担当者。父の日商戦全体で前年比3%増の売り上げを目指しており、「従来は母の日ギフトの定番だったエプロンをお父さんにも贈ってみては」と提案する。

 そごう横浜店(同市西区)はユニバーサルミュージック(東京都港区)と合同で、レコードのジャケットをプリントしたオリジナルTシャツを製作。ギタリストのジミ・ヘンドリックスやミュージシャンのロッド・スチュワートなど、消費意欲が旺盛な50代が好む洋楽にスポットを当てた約20種類を用意した。

 日本レコード協会によると、2015年度のアナログレコード生産数は前年比6割超と大幅アップ。若者の間でレコードが再流行している現象に着目し、「親子で共通の趣味を楽しんでもらえたらと企画した」と担当者。近年は仕事一辺倒でなく家庭の時間を大切にする父親が増えているとして、「父の日ギフトは伸びしろがある」と期待する。

 京急百貨店(同市港南区)では定番のポロシャツを約100種類展開。担当者によると、「品ぞろえの強化と気温が上がってきた効果もあり、1~15日の売り上げが前年同期比6割増と好調」という。このほか、鹿児島の蔵元の協力で製造したオリジナル芋焼酎も販売しており、22日まで地下1階和洋酒売り場で試飲販売会を実施している。


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