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子どもと同じ苦しみを シッター事件公判で母訴え

社会 神奈川新聞  2016年06月16日 14:05

 埼玉県富士見市のマンションで2014年3月、横浜市磯子区の男児=当時(2)=を窒息死させたとして、殺人などの罪に問われたベビーシッターの男(28)の第3回公判が15日、横浜地裁で開かれ、証人出廷した男児の母親(24)が「(被告は)本当に許せない。子どもと同じ苦しみを味わってほしい」と訴えた。

 母親は、夜間の仕事のため事件の約半年前にインターネットのシッター仲介サイトに登録。被告には事件の2カ月前までに計21回、一時保育を依頼したという。ただ、「料金トラブルや背中にあざが見つかったことがあり、被告への依頼はやめた」と証言。事件のときは女性のシッターに依頼したつもりが、代役を介して男児と生後9カ月の弟を被告に連れ去られてしまったと明かした。

 検察側は、待ち合わせ場所で2人を代わりに預かるよう被告から依頼を受けたとする代役の男性の調書も読み上げた。男性は「男児は被告を見ると、『怖い』とぼろぼろと泣きだした。事情を確認していれば、2人を被告に引き渡すことはなかった」と説明したという。


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