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大涌谷周辺火口、引き続き注意を 噴火予知連

社会 神奈川新聞  2016年06月15日 02:00

記者会見する火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(左)と気象庁の斎藤誠火山課長=気象庁
記者会見する火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(左)と気象庁の斎藤誠火山課長=気象庁

 火山噴火予知連絡会は14日、箱根山(箱根町)の火山活動について「噴火の兆候は認められないが、大涌谷周辺の想定火口域では噴気活動が活発なところがある」として、火山ガスなどに引き続き注意が必要との評価をまとめた。

 気象庁によると、地震活動は低調で、地下のマグマの移動などを示す火山性微動は観測されていない。大涌谷の噴気は5月中、おおむね高さ600メートル以下で推移していたという。

 藤井敏嗣会長は予知連定例会後の会見で「地下から上がってくるガスの通路の状況が分からないので、いつ収まるかの予測は困難」と指摘。「地表面で濃度を観測し、高いときには立ち入りを禁止する阿蘇山の火口で行われているような対処の形を行うしかないのではないか」との見解を示した。


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