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羽根の造形美堪能 26日まで相模原

話題 神奈川新聞  2016年06月13日 11:04

鳥の羽根をテーマにした企画展=相模原市立博物館
鳥の羽根をテーマにした企画展=相模原市立博物館

 世界中の「鳥の羽根」をテーマにした珍しい企画展が、相模原市中央区高根の市立博物館で開かれている。さまざまな色や模様、形の約50種を展示し、地球上に生息する9千種余りの鳥類が多様な進化を遂げた過程なども紹介。同博物館は「世界の鳥の羽根を観賞し、美しく実用的な自然の造形美を堪能して」と来場を呼び掛けている。26日まで。

 会場では、実物や写真で羽根の「色と模様」「形とはたらき」などのほか、体の保温や空を飛ぶ役割、異性へのアピールといった機能を解説。バドミントンのシャトルにガチョウの風切り羽が使われ、ダウンジャケットに水鳥の綿羽が使用されるなど、人間の暮らしの中で古くから道具や装飾として利用してきた事例も紹介している。

 また、かつて養蚕が盛んだった相模原で、卵からふ化したばかりの蚕を蚕座(さんざ)と呼ばれる場所に移す際に使われていた、大型の鳥の風切り羽で作られた羽箒(はぼうき)も展示されている。

 このほか、漆塗りの盆の上に砂をまいて自然や動植物、人間を描く「盆石」にも、砂を寄せたりならしたりする道具として羽根が使われており、12、18日には盆石の実演が行われる。

 企画展は午前9時半から午後5時まで(月曜休館)。観覧無料。問い合わせは、同博物館電話042(750)8030。


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