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住民の力を借りて学びの場維持 三浦

話題 神奈川新聞  2016年06月12日 17:30

葉山さんから指導を受けながら、アジサイなどを生ける児童=三崎小学校
葉山さんから指導を受けながら、アジサイなどを生ける児童=三崎小学校

 児童が減り続けている学校に地域住民の力を借りて学びの場を維持しようと、三浦市立三崎小学校(同市三崎、及川圭介校長)が生け花クラブを新設した。卒業生の指導を受けながら、児童が四季折々の草木を使った生け花に取り組んでいる。

 同校の児童数は現在165人。創立100周年でもあった1972(昭和47)年当時と比べると、8分の1近くに減っているという。教員数(19人)も当時の約半分に減った。

 生け花クラブは2016年度から始まった。学期ごとに3回のペースで開催。卒業生の一人で、市内で教室を主宰する葉山汀花さん(41)が指導している。

 6日のクラブでは、所属する児童4人が、校庭に咲くアジサイなどを使った生け花に挑んだ。葉山さんから「斜めに生けると立体感が出る」「生け終わったら離れて見てみると、全体のバランスが分かる」などとアドバイスを受けながら、児童は真剣な表情で花を挿していった。

 5年生の児童(11)は「アジサイを後ろの方に挿したので、見やすくなった。家でも生けてみたい」と出来栄えに満足そうだった。

 作品は学校の廊下などに展示され、全校児童のほか来校者も鑑賞できる。


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