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箱根へようこそ 案内所に外国語パンフやパソコン

話題 神奈川新聞  2016年06月11日 11:37

無料で利用できるパソコンなどが置かれた強羅地区2カ所目の観光案内所=箱根町強羅
無料で利用できるパソコンなどが置かれた強羅地区2カ所目の観光案内所=箱根町強羅

 増加する外国人観光客に対応しようと、外国語のパンフレットをそろえ、無料利用できるパソコンを置いた観光案内所が箱根町強羅に開設されてから2カ月が過ぎた。同地区2カ所目の案内所で、徐々に外国人観光客も足を運んでいる。おむつの交換台を置いた授乳室も特徴で、観光案内以外にも効果を発揮しそうだ。

 箱根町への外国人観光客数は、近年増加傾向となっている。町によると2015年の外国人宿泊客数は約37万8千人。前年より約16万人増え、過去最高となった。

 箱根強羅観光協会は20年の東京五輪へ向けて、今後も外国人観光客が一層増加すると想定。昨秋から新たな案内所の開設へ本格的に動きだし、今年3月下旬にオープンした。

 箱根登山鉄道強羅駅近くにある老人福祉センター「やまなみ荘」の一室で、同観光協会が倉庫代わりとして使っていた場所を活用。中国語、韓国語、英語などに対応する複数種類の観光パンフレットを用意したほか、無料利用できるパソコンを2台設置、洋式トイレも完備した。不定期だが、英語を話せるスタッフが対応に当たる。

 おむつの交換台を置いた授乳室を備えた点も特徴だ。近隣には授乳できる施設はなく、これまで同駅の駅長室がその役割を担っていた。乳児を連れて東京都渋谷区から来ていた成田彩也香さん(33)は「便利でありがたい。機会があれば使いたい」と話していた。

 案内所は徐々に“威力”を発揮している。宿泊先の場所などが分からず、家族とはぐれた外国人観光客が案内所のパソコンで宿を検索し、家族と再会したケースもあったという。一方でまだ改善点もあり、家族旅行で立ち寄った米国人のラスト・ビルさん(52)は「英語を話せるスタッフが常駐し、ホテルなどの予約の相談ができるとありがたいね」と注文を付けていた。

 同観光協会は「箱根全体の案内の拠点にしたい」と話す。案内所の営業時間は午前10時~午後4時。不定休。問い合わせは、同観光協会電話0460(82)2300。


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