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2期連続で減収減益 貸出金利息が減少で横浜信金

経済 神奈川新聞  2016年06月10日 02:00

 横浜信用金庫が9日発表した2016年3月期決算は、利回り低下による貸出金利息の減少などで売り上げに当たる経常収益が前期比0・6%減の265億800万円、純利益が12・7%減の16億5900万円となり2期連続で減収減益だった。黒字決算は65年連続。

 貸出金残高は増加したが、低金利に伴う利ざやの縮小で資金運用収益は4・1%減。投資信託や保険の販売は好調で、手数料収入の役務取引等収益は4・6%増だった。システム移行に伴い経常費用が3・1%増となり、経常利益は30・9%減の20億7400万円、本業のもうけを示す実質業務純益は30・7%減の20億3400万円だった。

 貸出金残高は1・8%増の9020億5600万円。個人事業主を含む事業者向けは1・9%増で、住宅ローンは8・0%増と伸びた。預金残高は年金受給者を中心に好調で1・9%増の1兆6880億2200万円だった。自己資本比率は10・94%。

 17年3月期の業績は、利ざやの縮小やシステム移行などで経常収益は5・2%減の251億円、実質業務純益は3・7%減の19億円、純利益は57・4%減の7億円を見込む。コンサルティングを伴った融資に注力し、利ざやの下げ止まりを図るとともに、手数料収入の上積みを図るという。


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