1. ホーム
  2. 社会
  3. デモ、法令厳格適用 「司法判断準用」河野国家公安委員長

デモ、法令厳格適用 「司法判断準用」河野国家公安委員長

社会 神奈川新聞  2016年06月08日 02:00

 河野太郎国家公安委員長(衆院15区)は7日の閣議後会見で、特定の人種や民族に対する差別をあおるヘイトスピーチ(差別扇動表現)への警察の対処に関し「『ヘイトスピーチは許されない』という当然のことを体現した法律が成立した。この精神に基づき、ヘイトデモに対し法令を厳格に適用するなど、さまざまな対応を取っていく」と述べた。

 警察庁は3日のヘイトスピーチ解消法施行を受け、違法行為に厳正に対処するよう全国の警察本部に通達。ただ、在日コリアンへの差別的言動を繰り返していた団体が5日に川崎市中原区で計画したデモについて、県警と県公安委員会は道路使用を認めた。河野氏は「警察や公安委がデモの内容で道路使用を許可するか否かを判断するのは、極端に言えば検閲にも当たりかねず、難しい」と説明した。

 一方で、在日コリアンが集住するエリアでのヘイトデモを禁じる仮処分を横浜地裁川崎支部が決定したことを踏まえ「警察は司法の判断をきちんと準用し、この問題に対処していかなければならない。司法判断を積み上げていくことが大事だ」と指摘した。


シェアする