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日本遺産PRへ連携 旧軍港4市が協議会設立

社会 神奈川新聞  2016年06月08日 02:00

旧軍港市日本遺産活用推進協議会を設立した吉田横須賀市長(中央左)ら=東京都千代田区
旧軍港市日本遺産活用推進協議会を設立した吉田横須賀市長(中央左)ら=東京都千代田区

 横須賀市と広島県呉市、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市の旧軍港4市は7日、4月の日本遺産認定を受けて連携事業の在り方を探る協議会を設立した。10月末に「日本遺産ウイーク」と銘打った同時イベントを開催し、構成文化財を一般公開するなどして内外にアピールしたい考え。将来的には4都市をめぐるクルーズ客船を運航する構想もある。

 東京都内で同日、4市長らが出席し、設立記念総会を開催。吉田雄人横須賀市長は「4市で地方創生を成し遂げていく使命を受けたと考え、ビジネス面でも積極的に連携し、兄弟都市として発展したい」と述べた。

 協議会によると、初年度には10月末に「ウイーク」を開催する方向で調整。期間は1週間から10日間程度を見込み、日ごろは非公開の構成文化財を市民や観光客らに披露する。4市共同のガイドブック作成や記念フォーラムも企画し、文化庁の補助金を申請している。

 協議会は各自治体と商工会議所、観光協会などで組織。多々見良三舞鶴市長が会長を務め、4市に部会を置く。担当者は「新たなツーリズム(観光事業)の仕組みや都市連携の形をつくりたい」とし、各都市を客船で結ぶ構想も今後の検討課題とする。

 明治期に国家プロジェクトとして旧海軍の鎮守府が置かれた4市は、近代化に貢献した独自の都市形成の歩みをストーリーとし、「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~」のタイトルで日本遺産に認定された。


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