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カフェで交流促進 南長津田団地再生へ

話題 神奈川新聞  2016年05月29日 11:59

併設したカフェは高窓から心地よい風が吹き込み、早くも住民の憩いの場となっている=南長津田団地
併設したカフェは高窓から心地よい風が吹き込み、早くも住民の憩いの場となっている=南長津田団地

 横浜市の団地再生モデル支援事業に選定された南長津田団地(同市緑区)が、団地集会所を改修し、カフェを併設した多世代交流拠点を開設した。高齢者から子育て世代までさまざまな住民が集う場として活用し、コミュニティーの活性化につなげたい考えだ。

 同団地は県住宅供給公社が1971年に建設し、21棟488戸に約1300人が暮らす。住民の高齢化率が40%を超え、エレベーターのない昔ながらの建物や、坂の多い周辺環境などが課題になっていた。

 そこで高齢者が快適に住み続けられる団地を目指して、2013年に市の支援事業に応募。選定後は検討委員会を立ち上げて、団地の課題や将来像について検討してきた。

 再生策の第1弾として、東日本大震災の経験を踏まえて、集会所を避難所として活用できるように改修。キッチンや多目的トイレを備えた。

 さらに、集会所隣に「カフェみなみ」を新たに併設。ボランティアが1杯100円でドリンクサービスを行い、早くも住民らでにぎわっている。住民の創作品や賞状、掲示物などを飾る壁棚も設置した。

 市地域福祉・交流拠点整備事業の選定も受け、建築整備費は助成金で賄った。同団地管理組合は設計費や耐震診断費などを負担した。

 同団地自治会長の栗山孝子さん(65)は「カフェで会話したり、ボランティアとして関わったりしてコミュニティーが活性化することは、住民の健康増進にもつながる。高齢になっても住み続けられる団地の一歩になれば」と期待を寄せる。


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