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日本のインド式学校 ハイレベルな数学教育の鉄則5

社会 神奈川新聞  2016年05月23日 12:55

日本のインド式学校 ハイレベルな数学教育の鉄則5(写真:女性自身)
日本のインド式学校 ハイレベルな数学教育の鉄則5(写真:女性自身)

 グローバル化する社会で強く生き抜いてほしいと、わが子をインターナショナルスクールに通わせる親たちが増えている。なかでも今、注目を集めているのが、「インド式教育」を行うインド系のインターナショナルスクール。インドは世界屈指のIT(情報技術)立国で、世界各地でインド出身のIT技術者が活躍している。

 2000年ごろから、インドの優秀な技術者が続々と来日。その子どもたちがインドに帰国しても勉強についていけるようにと、シンガポールに本部を置く財団がアジアを中心に「グローバルインディアンインタ−ナショナルスクール」(以下・GIIS)を開校。東京には’06年にオープン。全校で同じカリキュラムが導入されている。

 授業は英語で、算数などは早い段階から高度なことを学ぶため、日本人の子どもが途中から編入するのは大変なのだが、最近は「英語を学びたい」と編入する子も多いという。そんな、日本のインド式学校のハイレベルな数学教育の鉄則を紹介!

【鉄則1】九九は幼稚園・保育園から、小2で3桁の掛け算を学び、基本となる数字を早くマスターさせる
 たとえば幼稚園・保育園クラスのK2(4歳半〜)から足し算、引き算とともに、掛け算も学ぶ。G2(日本の小1に相当)では割り算、G3(日本の小2に相当)では3ケタ同士の掛け算も教える。そのため、小学校低学年の段階で、すでに英語で「九九」がスラスラ言えるようになる。

【鉄則2】難しい算数は道具を使って視覚で覚えさせる
 算数が得意な生徒であれば苦にならないが、「算数嫌い」にならないように授業にはいろいろな工夫が施されている。道具はインドで普通に販売されているものだ。

「数字だけを羅列させていたら、子どもは飽きてしまうので、五感を刺激して楽しみながら数字を覚えていきます」(数学のシュリヴィディア先生)

【鉄則3】パワーポイントの操作は小学生でマスターさせる
 G5(日本の小4に相当)の授業では、なんと「パワーポイント」を使いプレゼンするための資料を作っていた。プレゼン資料を作成するのは森本晋くん(10)。森本くんは幼稚園のころから英語を習い、もっと勉強したいと7歳からGIISに編入した。パソコンでの操作も楽しみながら覚えたという。

「もっとパソコンの勉強をして、この学校を卒業したら、アメリカの大学に進学したい。将来はゲームクリエーターになりたいです!」(森本くん)

【鉄則4】小学校卒業の時点で日本の専門学校並みのスキルを学ばせる
 G7(日本では小6に相当)のクラスをのぞいてみると「エクセル」を使い、課題の数字を入力していた。ただ入力しているわけではない。「足し算」「平均値」「最大値」が出る計算式の関数を組んでいた。

「G7では初心者向けプログラムの『Visual Basic』やHTML、音やグラフィックのアニメーションを組み合わせた『FLASH』など、ウェブコンテンツを作成するスキルも学びます」(広報担当の水野さん)

【鉄則5】1日のなかでひとつでも多くの科目を学ぶカリキュラムが組まれている
 日本の小学校では1時間45分の授業が6時間目まであるが、GIISでは1時間40分で、1日8時間目まで行われる。しかも、2時間目以降、5時間目が終わるランチタイムまでと、6時間目から8時間目まで休み時間がない。チャイムがなったら、教室に先生が入れ替わり、授業がスタートする。その代わりに生徒は授業時間の内、トイレに行きたくなれば手を挙げて自由に離席できる。勉強に集中するため時間のムダを省いているのだ。【女性自身】

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