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試験場と相模原の科学館
湖や川の現状知って 初コラボで企画展

話題 神奈川新聞  2016年05月19日 14:30

県水産技術センター内水面試験場の研究成果を紹介する展示コーナー=相模川ふれあい科学館
県水産技術センター内水面試験場の研究成果を紹介する展示コーナー=相模川ふれあい科学館

 アユなど淡水魚の増殖や飼育技術の研究などを行う県水産技術センター内水面試験場(相模原市緑区大島)の研究成果を紹介する企画展示が、同市中央区水郷田名の相模川ふれあい科学館で行われている。同科学館内の常設展示エリアにコーナーを設け、来年3月まで県内に生息する生き物を中心に、川や湖の現状や課題を周知する両者の初のコラボレーション企画となった。

 同試験場は1995年、市内にあった淡水魚増殖試験場が、水産総合研究所内水面試験場として現在地に移転し設置された。2005年に現在の名称に改称し、アユやワカサギの量産技術開発のほか、絶滅にひんした魚類の分布や生態調査などの研究を行っている。

 同試験場は一般公開され、展示なども行っているが知名度が低く年間来場者は千人前後にとどまる。一方、ふれあい科学館には市内外から大勢が訪れるが、単独では展示内容に変化をつけることが難しく、課題となっていたという。そこで両者は、同試験場の研究成果を同科学館に展示することで合意した。

 今回の企画では2カ月程度で展示内容を入れ替え、川や湖の生き物を展示する。

 22日までは「ピンチ!相模川の魚たち」をテーマに、相模川で絶滅が危惧されているギバチやホトケドジョウを展示。今後はテーマを変えながらアユやミヤコタナゴ、ニホンウナギなどを順次紹介していく。

 また、コラボの一環として同科学館で28日、同試験場の勝呂尚之主任研究員によるトークイベントを開催。相模川の外来種や絶滅危惧種について解説する。同科学館は「内水面試験場の研究内容を紹介することで、より多くの人が相模川に興味を持ち、親しんでもらえるのではないか」と期待している。

 月曜休館。入館料など問い合わせは、同科学館電話042(762)2110。


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