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【社説】五輪招致疑惑 疑念消えず

社説 神奈川新聞  2016年05月18日 15:15

社説
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 東京五輪に絡んだ難題が次々と噴出してくる中で、また新たな疑念が生じている。

 招致を巡って東京側からの多額な資金が国際オリンピック委員会(IOC)委員だった国際陸連のディアク前会長側に流れたのではないかという疑惑である。ロシアのドーピング隠蔽(いんぺい)に絡む汚職の中心だった前会長らを捜査しているフランス検察当局が明らかにした。

 焦点は票集めの依頼があったかどうかだ。開催都市は総会でのIOC委員による投票で決まり、東京側は投票権を持つ前会長を重要人物の一人と捉えていた。大会開催の根幹に関わる問題なだけに、関係者には丁寧な説明が求められている。

 開催都市決定前後に、招致委員会が2回に分けて計約2億円余りを支払ったのは、シンガポールのコンサルタント会社という。この会社の経営者が前会長の息子と近い関係にあるとみられている。

 招致委で理事長を務めた日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は

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