1. ホーム
  2. カルチャー
  3. オフコース色あせない人気 最後のライブ試写会にファン多数

オフコース色あせない人気 最後のライブ試写会にファン多数

カルチャー 神奈川新聞  2016年05月13日 14:17

涙で声を詰まらせながら歌う小田和正=1982年6月30日。日本武道館で
涙で声を詰まらせながら歌う小田和正=1982年6月30日。日本武道館で

 5人のオフコースが、最後のライブを行った映像をまとめた「オフコース 1982・6・30 -コンサート・イン・武道館-」が6月8日にブルーレイで発売されることを記念し12日、ヒューマントラストシネマ有楽町(東京都千代田区)でファンを集めた上映会が行われた。用意された50席への応募は千通を超え、今なお色あせない人気の高さをうかがわせた。

 「We are」「over」「Thank you」。「言葉にできない」で小田和正(68)が涙で声を詰まらせながら歌う姿がスクリーンに映し出されると、客席からもすすり泣く声が聞こえた。

 1981年に発売したアルバム「over」の制作時、ともにオフコースを作り上げた盟友、鈴木康博(68)の脱退が決まっていた。公にすることなく、アルバム発売の翌年1月にスタートしたツアー。5人が最後に音を鳴らした東京・日本武道館での公演は、解散がうわさされていたこともあり、10日間、約10万枚準備されたチケットの券売は、混乱を避け事前に往復はがきで希望を受け付けた。約52万枚の応募があった。

 83年に鈴木が脱退した後、活動休止を経て、89年2月の東京ドーム公演でグループは解散した。

 当時、武道館公演に足を運んでいたという東京都の女性は「『We are、over』という文字が流れたとき、オフコースは解散してしまうのかなと涙が止まらなくて。小田さんは何も言わなかったけれど、あのときの切ない気持ちをまた思い出してしまった」と目頭を押さえていた。






シェアする