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戦争の悲惨さ後世に 横須賀・観音崎公園で殉職船員追悼式

話題 神奈川新聞  2016年05月13日 02:00

碑に花を手向ける参列者 =横須賀市鴨居の神奈川県立観音崎公園
碑に花を手向ける参列者 =横須賀市鴨居の神奈川県立観音崎公園

 第2次大戦で軍に徴用されて犠牲になった戦没船員や、戦後の海難事故で亡くなった殉職船員を慰霊する「第46回戦没殉職船員追悼式」が12日、横須賀市鴨居の県立観音崎公園内の「戦没船員の碑」前で開かれた。遺族や関係者ら約500人が参列し、冥福を祈った。日本殉職船員顕彰会の主催。

 追悼式では、同会の芦田昭充会長が「戦争の悲惨さを後世に伝えるとともに、戦没・殉職船員の御霊(みたま)の慰霊・顕彰と海洋国家日本のとこしえの平和と安全を祈念していくことを誓う」と式辞を述べた。

 今回、初めて参列した紅林道也さん(73)=静岡県=のおじは、乗船していた陸軍徴用船が1944年に空爆で沈没し、その後上陸したフィリピン・ルソン島で戦死。「おじは21歳という青春の一番いいときに亡くなった。平和な時代が続かなければいけないと思った」と話していた。

 同碑に奉安されている戦没船員は6万643人、殉職船員は2968人。


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