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バスケ女子国際強化試合
神奈川からリオへ またも豪州に完敗

スポーツ 神奈川新聞  2016年05月10日 11:27

 8月のリオデジャネイロ五輪に出場するバスケットボール女子日本代表は9日、東京・代々木第二体育館で、ロンドン五輪銅メダルで世界ランキング2位のオーストラリアと国際強化試合第2戦を行い、55-81で完敗して2連敗となった。

 世界ランキング16位の日本は、内外から多彩な攻撃を仕掛けるオーストラリアに対応できず、前半で16-42とリードを許した。第3クオーターには栗原(トヨタ自動車)が3点シュートを立て続けに決める場面もあったが、流れを変えることはできなかった。米プロリーグWNBAに挑戦しているエース渡嘉敷は欠場している。

 オーストラリアとは五輪の1次リーグでも対戦する。最終第3戦は同会場で10日に行われる。

篠崎スピードで対抗



 体格差をはね返す鍵はやはりスピードだ。劣勢のコートに立った17分間で、篠崎(富士通)は余すことなくその存在感を見せつけた。

 16-42で迎えた第3クオーター。平均身長185・8センチのオーストラリアに167センチのシューティングガードは真っ向勝負を挑んだ。

 自陣でしつこいほど何度も手を伸ばし、パスコースをふさいで相手のリズムを崩すと、サイドを駆け上がって攻撃の起点ともなる。金沢総合高の後輩、宮沢(JX-ENEOS)とのホットラインでシュートをアシストしたかと思えば、最終クオーターには自らドライブを仕掛けてゴールへと迫った。

 後半だけで見れば39-39。五輪本番では同一グループで戦う世界ランキング2位の強敵に対し、自らの存在は不可欠であると印象付けた。背番号11は「ディフェンスに関しては自分の持ち味が出せた」と手応えをにじませ、「上背とパワーはあるが、その分横の動きは遅い。ドライブなど、きょうのような攻撃をもっと早い段階から出したい」と攻略法も思い描いている。

 最終戦は10日。一矢報いて、高さにも、パワーにも、スピードで抗することができると証明する。


【日本-オーストラリア】第3クオーター、オーストラリア選手の攻撃を防ぐ篠崎(左) =代々木第二体育館
【日本-オーストラリア】第3クオーター、オーストラリア選手の攻撃を防ぐ篠崎(左) =代々木第二体育館

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