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曹洞宗の禅を紹介 鎌倉国宝館で特別展

カルチャー 神奈川新聞  2016年05月09日 11:40

重要文化財の「前田利家夫人像」(總持寺蔵、鎌倉国宝館提供)
重要文化財の「前田利家夫人像」(總持寺蔵、鎌倉国宝館提供)

 禅文化を紹介する特別展「禅の心とかたち-總持寺(そうじじ)の至宝-」が、鎌倉国宝館(鎌倉市雪ノ下)で開かれている。禅宗の奥深さや總持寺の歴史を貴重な資料から知ることができる。5月29日まで。

 禅宗発祥の地である鎌倉で主力の臨済宗ではなく曹洞宗を扱う初めての企画。曹洞宗の大本山・總持寺(横浜市鶴見区)は現在の石川県輪島市に開かれたが1911年に鶴見に移転。展示には両地にゆかりある文化財や資料60点が並ぶ。

 目玉の一つは、移転前の同寺を厚遇した加賀藩の始祖・前田利家と正室まつの画。また高さ153センチ、幅365センチ、奥行き60センチにも及ぶ「鎌倉彫前机」も圧巻だ。同館の阿部能久学芸員は「石川から横浜へ長距離の移動でも寺の時勢を保った異色の歴史が興味深い。同じ禅でも臨済宗と曹洞宗の違いも感じてほしい」と来場を呼び掛ける。

 観覧料は一般500円、小中学生200円。月曜休館。問い合わせは、同館電話0467(22)0753。


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