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噴火警戒 箱根山との共生(中)観光事業者 火山恩恵から脱依存 新たな道へ意識改革

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神奈川新聞  2005年11月27日公開  

1年ぶりに製造販売が再開された黒たまごの袋詰め作業=4月28日、箱根町仙石原
1年ぶりに製造販売が再開された黒たまごの袋詰め作業=4月28日、箱根町仙石原

 箱根山(箱根町)の火山活動の影響をまともに受けた大涌谷名物「黒たまご」作りも、箱根ロープウェイと同様に大型連休を前に大きな一歩を刻んだ。

 4月28日、噴煙地から約4キロ離れた仙石原で1年ぶりに販売を再開。その日に製造した約千袋(各5個入り)は半日足らずで完売となった。

 「箱根の一大名物と言われ、早く食べたいとの声が寄せられても、1年たって製造できないと取り残されてしまう」。そんな危惧を抱いていた製造販売元の「奥箱根観光」営業部長、梁瀬雅之さん(58)は万感の思いを込めた。

 昨年11月に噴火警戒レベルが最低の1(活火山であることに留意)に下がってからも、火山ガスの影響で立ち入り規制の続く大涌谷。黒たまごを作るには、規制エリア内にある専用の池でゆで、温泉の成分で殻を黒くする手順が欠かせない。再開後の製造は、町からの立ち入り許可が毎日必要な上、マスクやヘルメットの着用が条件となっている。

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