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「にゃまぐち」 愛猫との思い出いつまでも

社会 神奈川新聞  2016年05月04日 12:55

 愛猫との思い出をいつまでも-。飼い猫の毛柄や尻尾を再現したがま口の小物入れ「にゃまぐち」を、川崎市宮前区在住のコピーライター垣花幸子さん(51)が制作している。素材は羊毛フェルトだが、実際の猫の毛でも挑戦中で、「猫を亡くしてペットロスになっている人の心のケアにもなれば」と注文を受け付けている。

 友人が、かわいがっていた猫を病気で亡くしたことがきっかけだった。帰宅するのを嫌がるほど落ち込んでいた友人をなぐさめようと、その猫の顔に似せた小物入れを思い付いた。「でも絵心がなくて、全然うまく作れなくて」。体の毛柄なら再現できるかもしれないと、猫の写真を見ながら「にゃまぐち」を作った。

 友人にプレゼントすると、予想以上に喜んでくれた。「『顔だったらかえって悲しかったと思う』と言われた。ダイレクトなイメージよりも、姿を想像させる方が心を癒やせるのかも、と思った」。細かく再現した毛の模様や配色も好評だった。

 以来、自宅を工房にして、自身の飼い猫や通りすがりの猫をモデルに制作している。ホームページを立ち上げ、2月から注文制作も始めた。現在は猫の毛が生え替わる時期のため、ブラッシングすると抜ける毛を集め、素材の一部として活用できないか試している。「実際の毛だとより愛着が湧くのでは。写真があれば猫だけでなく、犬やほかのペットでも作れると思う」

 制作期間は約1週間で、一つ4千円から。注文受け付けはホームページ(http://www.naymaguchi-koubou.com)。


猫の毛柄や尻尾に似せた「にゃまぐち」を制作している垣花さん
猫の毛柄や尻尾に似せた「にゃまぐち」を制作している垣花さん

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