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いつかハマスタ公演 馬車道発アイドル「ポニカロード」

横浜みなと新聞 神奈川新聞  2016年05月02日 11:55

横浜を意識した水色の衣装のポニカロード。左から住吉かのん、入船あん、太田あかり(ドミトリーム・エンターテインメント提供)
横浜を意識した水色の衣装のポニカロード。左から住吉かのん、入船あん、太田あかり(ドミトリーム・エンターテインメント提供)

 横浜・関内にあるマルチエンタメライブ食堂から生まれた“馬車道発横浜アイドル”が活動の場を広げている。その名も馬(pony)車(car)道(road)で「ポニカロード」。3月には初の単独ライブを成功させ、市内のイベントに引っ張りだこ。都内のライブハウスに呼ばれる機会も増え、「横浜の魅力を発信できるアイドルになりたい」と意気込んでいる。

 ポニカロードは入船あん、住吉かのん、太田あかりの3人組。いずれも関内の地名にちなんだ芸名だ。年齢は20歳以上であるほかはヒミツ。住吉、太田の2人はハマっ子だが、リーダーの入船は埼玉出身で東京在住。現在も1時間半かけて通勤しているが「横浜愛は誰にも負けません」。

 2012年にライブ食堂「YOKOHAMA Three S」(横浜市中区太田町)がオープン、同店を経営するドミトリーム・エンターテインメントの川本翔大社長(30)が「この店にアイドルがいたら面白いかも」と思い立って募集し、翌13年10月にポニカロードがスタートした。だが同食堂で毎月ライブを開き始めたものの客はほとんどいなく、ライブ会場でTシャツなどのグッズを販売しても、一つも売れなかったこともあった。

 しかし3人はめげなかった。住吉は「アイドルになってみたら売れたくなった」。トップアイドルの動画などを見てダンスや歌の研究をし、ボイストレーニングなどに取り組んだ。


横浜市内で開かれるさまざまなイベントに出演。中華街にちなんだ白いチャイナドレス風の衣装も
横浜市内で開かれるさまざまなイベントに出演。中華街にちなんだ白いチャイナドレス風の衣装も


 太田は当初、就職しながらアイドルと二足のわらじを履いていたが、「憧れのエンターテインメントの世界で一本でやりたい」と退職。横浜スタジアムで売り子のバイトをしながらアイドルに主軸を置いた。

 商店街のイベントから地域の餅つき大会まで、誘いがあれば積極的に参加した。そのうち開港祭などの大型イベントにも声が掛かるようになり、県警防犯応援アイドルなども務めるように。現在は、1時間ではグッズ販売がさばききれないほどの客が来る。

 3月26日には初の単独ライブを横浜駅西口のライブハウスで敢行。30~50代の男性を中心に約100人のファンが詰め掛けた。

 折しもその日は横浜スタジアムでAKB48の高橋みなみの卒業コンサートが行われていたが「AKBではなく、ポニカロードを見たいというファンが100人集まってくれたことがうれしかった」と入船。1曲目で感極まって涙を流したという。

 〈キラキラ輝いた/港街横目に見て〉(「PonicaRoad」)
 〈デリシャス/アイスクリームだぜぃ/ふむふむ日刊新聞も/馬車道のスタートだぜ〉(「Basya!ポニカ!」)

 地元を織り込んだ歌詞とともに、最近は特に都内のライブハウスやイベントへの誘いも増え、「横浜をアピールするいいチャンス」と進出を図る。究極の目標は「いつか横浜スタジアムでライブ!」。3人で声をそろえた。=敬称略

 17日には横浜駅西口のライブハウス「O-SITE」で定期ライブを開催。午後7時開演。前売り1500円+ワンドリンク。問い合わせはドミトリーム・エンターテインメント電話045(662)5255。


3人の出発点となった関内のマルチエンタメライブ食堂「ThreeS」(ドミトリーム・エンターテインメント提供)
3人の出発点となった関内のマルチエンタメライブ食堂「ThreeS」(ドミトリーム・エンターテインメント提供)

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