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羽毛布団、寝袋に変身 防災備蓄用に座間市と業者

社会 神奈川新聞  2016年04月29日 13:48

廃品の羽毛布団(右の写真)と交換される寝袋=座間市役所
廃品の羽毛布団(右の写真)と交換される寝袋=座間市役所

 座間市は今月、粗大ごみの羽毛布団を防災備蓄用の寝袋に再生させる取り組みを始めた。リサイクル業者と協定を結び、布団200枚につき寝袋1個と交換する。裁断時に羽毛が飛び散る「困りもの」(市)が、軽量で保温性に優れた防災用品に化ける。

 協定は15日付。富士新幸(山梨県都留市)と結んだ。市はこれまで5枚一組を500円で回収し、清掃施設組合が裁断後に海老名市内の焼却場で処分していたが、2015年12月から1枚10円で同社に引き渡していた。

 寝袋は横75センチ、縦2・1メートルで枕付き。47センチ四方のクッション状に収納でき、広げるとダウンケットとしても使える。通常は1個1万2千円で販売している。同社は「一般家庭用として出回る羽毛は品質がよく、洗浄すれば繰り返し使える」と説明する。

 市は年間500~600枚の布団を回収しており、3個ほどの寝袋と交換できる見込み。市は「廃棄物の資源化を進めながら備蓄を増やし、災害に備えたい」と話した。


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