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あす4強激突 高校野球県春季大会

高校野球 神奈川新聞  2016年04月29日 11:41

写真左から、横浜の主将公家、慶応の主将大串、藤沢翔陵の主将近藤、日大エース森井
写真左から、横浜の主将公家、慶応の主将大串、藤沢翔陵の主将近藤、日大エース森井

 県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は30日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準決勝を行い、5月21日から群馬県で開催される春季関東大会に出場する2チームが決まる。第1試合は日大-藤沢翔陵(試合開始午前10時)、第2試合は横浜-慶応(同午後0時30分)。1日午後1時から同球場で行われる決勝に進むのはどのチームか。

日大×藤沢翔陵


 昨秋は4強で敗退した両チームが久々の春季関東大会出場を懸けて激突。ともに粘り強さが身上のチームだ。

 11年ぶりの決勝を目指す日大は力で押すエース森井が軸。右腕は3回戦で三浦学苑を完封、4回戦では武相にリードされた展開で救援し、自ら決勝3ランを放った。昨秋も全5試合を完投した大黒柱だが、今春は背番号10の岩本も台頭。準々決勝ではこの変則左腕が桐蔭学園打線を七回途中まで零封し、投手陣に厚みが増している。


昨秋に続いて日大を4強に導いたエース森井
昨秋に続いて日大を4強に導いたエース森井


 攻撃では2番黒木、3番丹羽が準々決勝でともに3安打するなど上位打線が振れている。

 藤沢翔陵は29年ぶりに4強入りした勢いで30年ぶりの決勝を狙う。

 4回戦で終盤3点差をひっくり返して大師を破ると、準々決勝も横浜隼人に4点差を追い付き、さらに延長で2点をリードされてから逆転サヨナラ勝ちした。昨夏から主力として経験を積んできた主砲森山を中心に、主将近藤や松田ら、上位から中軸に勝負強い打者が並ぶ。


準々決勝でサヨナラ打を放つなど、藤沢翔陵打線を引っ張る主将の近藤
準々決勝でサヨナラ打を放つなど、藤沢翔陵打線を引っ張る主将の近藤


 2年生左腕のエース西澤が県大会の全4試合に先発し、粘投で試合をつくっている。

 日大・伊藤謙吾監督と藤沢翔陵・川俣浩明監督はともに43歳の同級生。両監督の采配も注目される。

横浜×慶応


 2014年秋の3回戦で慶応が8-1と圧倒し、横浜が44年ぶりに県大会でコールド負けを喫して以来の対戦。ともに昨秋就任した横浜・平田徹監督(32)、慶応・森林貴彦監督(42)の初対決になる。

 前回の対戦では1年生だった横浜の藤平、石川が大量失点したが、2人は名門の二枚看板に成長。準々決勝の東海大相模戦は直球とスライダーで押した最速152キロの藤平は、封印してきたフォークボールやチェンジアップも有効に使えるか。左腕石川も準々決勝で好救援するなど調子を上げている。


豪快な打撃で名門をけん引する横浜の主将公家
豪快な打撃で名門をけん引する横浜の主将公家


 打線は主将公家が4回戦で本塁打、準々決勝で3安打を放ち、4番村田にも本塁打が出るなど力強さを増している。

 慶応は、バントや隙のない走塁など小技を絡めた多彩な攻撃で鎌倉学園、法政二、桐光学園と有力チームを相手に1点差ゲームをものにしてきた。

 例年のようなパワーには欠けるが、今春は県大会4試合で3度、初回に先制。昨年からレギュラーだった1番の主将大串が出塁して、流れを引き寄せる展開に持ち込みたい。


高い出塁率で攻撃の起点となる慶応の主将大串
高い出塁率で攻撃の起点となる慶応の主将大串


 投手陣は本格派の木澤、制球力がある森田と、タイプの異なるダブルエースで臨む。

CATV8社 決勝まで中継


 県内のケーブルテレビ局8社は、30日と5月1日にサーティーフォー保土ケ谷球場で開催される県高校野球春季大会の準決勝と決勝の計3試合を生中継する。準決勝は午前9時45分から、決勝は午後0時45分から。桐蔭学園野球部元監督の木本芳雄さんらが解説を務める。


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