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教育長発言を謝罪 原発避難いじめで横浜市長

社会 神奈川新聞  2017年01月26日 02:00

横浜市役所
横浜市役所

 東京電力福島第1原発事故で横浜市に自主避難した男子生徒(13)がいじめを受けていた問題で、男子生徒と同級生との間で行われた金銭授受について、岡田優子教育長が「いじめと認定するのは難しい」と発言したことに対し、林文子市長は25日の定例会見で、「(被害生徒らに)寄り添っていない発言で申し訳ない」などと謝罪した。

 岡田教育長は20日の市会常任委員会で「第三者委員会が金銭授受をいじめと認定していない。結論を覆すのは難しい」「(市教育委員会が)今調べてみても、いじめだと認定できない」などと発言。23日には、生徒の代理人弁護士が市教委に発言の撤回を求める申し入れ書を提出していた。

 林市長は25日午前に岡田教育長を呼んで話を聞き、「まだ市教委の内部検証が終わっていない段階で、教育長として趣旨を間違って捉えられるような発言は困る。本当に寄り添っていたのか反省してほしい」と意見したとし、岡田教育長も反省していたという。「趣旨が異なる捉え方をされた」として、発言の撤回については明言しなかった。

 市教委によると、23日以降、25日午後5時30分までに、213件の電話が寄せられた。「『おごられた』と言えば、いじめと受け取られないのか」「教育長の見識を疑う」といった内容が多いという。 


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