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トラスト運動開始 リニア反対の市民団体

社会 神奈川新聞  2016年04月23日 11:29

 リニア中央新幹線の建設に反対する市民団体「リニア新幹線を考える相模原連絡会」は22日会見し、相模原市緑区鳥屋の車両基地建設予定地の一部に地上権(土地を使用する権利)を設定する「土地トラスト」運動を始めたことを明らかにした。同会の有志が地上権を登記し、権利を主張することで用地買収を防ぎ、事業の中止や遅れを図る狙い。

 地上権を設定したのは、同会メンバーの男性(70)が所有する約4千平方メートルの山林。男性の了承を得て市内に住む同会メンバー11人が登記した。

 浅賀きみ江代表(66)は「JR東海に計画の中止を求めるとともに、リニア事業の問題点や計画の不当性を訴え、世論を喚起したい」と話した。

 土地所有者の男性は「巨大な車両基地が造られることで、鳥屋の自然環境が劇的に変化する。将来、ここに住み続けることができるのか分からない」として反対している。

 リニアの反対運動を巡っては、山梨県中央市で市民団体が植えた木を多くの人に立ち木のまま買ってもらうことで所有者を増やし、用地買収を防ぐ「立ち木トラスト」を行っている。


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