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羽田連絡道路、20年度に 完成目標を確認 政府委員会

社会 神奈川新聞  2016年04月14日 02:00

連絡道路の完成イメージ。羽田空港側からは対岸の殿町地区が見える(推進委員会資料より)
連絡道路の完成イメージ。羽田空港側からは対岸の殿町地区が見える(推進委員会資料より)

 政府の羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会(座長・和泉洋人首相補佐官)は13日、羽田空港と多摩川対岸の川崎臨海部を結ぶ連絡道路の整備について2017年度前半に着工し、東京五輪開催の20年度の完成を目指す方針を確認した。

 同委員会は国土交通省や県、川崎市、東京都、同大田区など両地区に関係する省庁・自治体で構成。具体的な整備スケジュールを初めて確認した。

 連絡道路はライフサイエンス分野の研究機関の集積が進む川崎市殿町エリア中央部と空港跡地地区を片側1車線の橋で結ぶ計画。委員会では「20年を目指した成長戦略拠点の形成を支えるインフラとして、16年度内の都市計画決定に向けた手続きを進める」とし、川崎市と都、国交省航空局が協力して進めるとした。

 役割分担は▽橋部分(全長約600メートル)は川崎市と都の共同事業として実施。費用は折半し、川崎市が施工者となる▽橋までの取り付け道路は川崎市側は市、都側は航空局が事業主体となる-と決めた。県は「連絡道路の意義を踏まえ、既存の政令市の枠組みを超えた支援をする」とし、支援内容は市と調整していく。

 また橋の構造については野鳥の餌場となる干潟への影響が最小限となるよう橋脚の数を少なくし、道路上部につり橋や斜張橋を設けないタイプを最有力案として選んだ。

 川崎市は今年まとめた財政運営見通しの中で連絡道路の事業費を300億円と見積もっているが、今後の設計などを踏まえてあらためて算出し直す予定。福田紀彦市長は「殿町地区の成長戦略拠点形成に取り組むとともに、自然環境に配慮し連絡道路の早期整備に向けて全力で取り組みたい」とのコメントを発表した。


羽田連絡道路
羽田連絡道路

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