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三浦半島はトンボの“楽園” 研究者が調査で40種類確認

話題 神奈川新聞  2016年04月11日 02:00

三浦半島にすむ約40種類のトンボを確認した辻さん=横須賀市の横須賀三浦教育会館
三浦半島にすむ約40種類のトンボを確認した辻さん=横須賀市の横須賀三浦教育会館

 三浦半島には日本のトンボ約200種類の5分の1にあたる約40種類がすんでいることが、横須賀市岩戸のトンボ研究者で小学校教諭辻功さん(59)の調査で分かった。30年以上にわたり生息地を歩き、写真に収めた。

 辻さんによると、間もなく羽化するシオヤトンボ、アサヒナカワトンボ、クロスジギンヤンマなどの種類が水たまり、池、里山の用水路など身近な水辺環境で観察できる。羽化は例年なら4月10日ごろから。辻さんは「ヤゴから“変身”した直後のみずみずしい羽はトンボの一生の中でも一番美しい」と話す。

 都市化の進む三浦半島は生息環境として恵まれておらず「40種類の生息は健闘しているのではないか」(辻さん)。それでもカトリヤンマ、オツネントンボの2種類は姿を消した。11月に小田原市で開かれる日本トンボ学会で「絶滅危惧種の現状と未来」をテーマに議論することも検討している。


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