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ターゲットは「働く女性」 フロア改装、商品充実横浜の百貨店

経済 神奈川新聞  2016年04月09日 14:30

「ビジネスフォーマル」など複数の働くシーンに合わせたコーディネートを提案しているそごう横浜店の仕事服フェア=横浜市西区
「ビジネスフォーマル」など複数の働くシーンに合わせたコーディネートを提案しているそごう横浜店の仕事服フェア=横浜市西区

 今月からの女性活躍推進法施行を受け、横浜市内の百貨店が、働く女性をターゲットにした商品やイベントを展開している。今後増えると予想される女性管理職向けの仕事着をはじめ出張やプレゼンテーションなど多様な場面を想定した組み合わせを提案。婦人服フロアを一新した店では30~40代の売り上げが伸び、早くも改装効果が出ているという。

 そごう・西武では5日から約1カ月間、そごう横浜店など基幹5店舗で女性の仕事服フェアを開催。横浜店では3階婦人服売り場を中心に、国内メーカーのキャリアブランド約30店舗でスタイリングを特集している。

 女性の積極採用や管理職に占める女性比率の押し上げを推奨する同法の施行を受け、同店では取引先との重要な会議、出張など多様なシーンでの活躍を想定。オン・オフ問わず着回しができるセットアップやかっちりしたスーツなどの品揃えを、前年同時期の2割増しに強化した。

 婦人服飾部のバイヤー中大路龍平さんは「働く女性の需要は年々高まっている。仕事服を充実させ百貨店として女性の一層の社会進出を応援したい」と話す。職場での責任も増す30~40代をメインターゲットに、前年比5%増の売り上げを目指す。

 働く女性のライフスタイルの変化に合わせて3月、3階に展開していたアパレルショップを4階に移設し、フロアを1カ所に集約した京急百貨店。リニューアルの結果、同月の婦人服フロアの女性客による売り上げは30代が前年同月比20%、40代が6%、それぞれ増加した。

 売れ筋はジャージー素材でやはりオン・オフともに着回せるジャケットやカットソーなど。衣料品の不調が続く中、婦人服の3月の売り上げは前年並みを確保しており、「改装効果が出ている」と担当者は手応えを感じている。駅直結の立地を生かし、仕事帰りの女性らの取り込みにも期待する。

 横浜高島屋では30日午後1時から、「レディース&キッズウェア フロアショー」と題したイベントを実施する。同店に勤務する育児中の社員が、自分の子どもと一緒におそろいのコーディネートでショーに登場する。育児勤務者をモデルにすることで、働く女性を応援する狙いがあるという。


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