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安保関連法施行で国会前
若者ら声上げ続ける

政治行政 神奈川新聞  2016年03月30日 11:29

拡声器をかつぎ抗議を続けるぴかさん(左)、国会前でコールの声を張り上げる奥田さん
拡声器をかつぎ抗議を続けるぴかさん(左)
、国会前でコールの声を張り上げる奥田さん

 戦後日本の安全保障を大転換させる安全保障関連法が施行された29日、国会前に再び人々が集った。主催者発表でその数約3万8千人。大学生でつくる「SEALDs(シールズ)」など若者たちの姿もあり、「全然諦めていない!」「選挙に行って未来を変えよう!」と声を上げた。

望む国 真剣に考える


■高校生ぴかさん
 安保関連法に反対する高校生らでつくる「T-nsSOWL(ティーンズソウル)」のぴかさん(18)=大和市=は大型の拡声器を担ぎながら、群衆の中から「安保法制反対」の声を上げ続けた。

 「民主主義を取り戻せ」「戦争は望んでいない」と書かれたプラカードを掲げる高校生のメンバーがその声に続く。「施行されてしまったが、これまで通り抗議の声を上げ続けることは変わらない」

 警備の警官が辺りを取り囲み、ものものしい雰囲気の中、その顔には笑みさえ浮かぶ。「暴力的な抗議をするつもりはない。楽しみながら、平和的に抗議するのが僕のスタイル」。2月には東京・渋谷で全国一斉高校生デモを企画。政治活動に関わったことがない高校生が参加しやすい雰囲気作りを大切にしてきた。

 制服姿のまま国会前にやってきた高校生も目立った。ぴかさんは「初めて参加したと話す高校生が多く、同世代に共感が広がっている」と感じ、声を上げ続ける意味を再確認する思いだった。

 今月高校を卒業し、4月から通信制の大学に通う。18歳選挙権が認められた今夏の参院選で初めて投票するの楽しみにしている。「自分たちが主権者。どんな国にしたいか真剣に考え、行動することが大切だと思う」

いまも忘れていない


■シールズ奥田さん
 安保関連法が成立した昨年9月19日以来、半年ぶりに連日国会前に立ったシールズの奥田愛基さん(23)=横浜市。3万を超えるデモの参加者に向け、「安保法制が通ったときのことをいまも忘れていない。熱が冷めるとか言われていたが、諦めていない」と投げ掛けると、「そうだ!」と声が上がった。

 変わらぬ舌鋒(ぜっぽう)の鋭さで、この日の安倍晋三首相の発言について迫った。

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