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伊勢原に運動広場完成 70年前寄付、意志が形に

話題 神奈川新聞  2016年03月29日 11:13

寄付者の意志が生かされ完成した多目的スポーツ広場 =伊勢原市神戸
寄付者の意志が生かされ完成した多目的スポーツ広場 =伊勢原市神戸

 伊勢原市神戸に上満寺多目的スポーツ広場が完成し、4月1日から利用が始まる。用地は太平洋戦争中、「青少年活動に」と寄付されたが、生かされていなかった。寄付から約70年がたち、ようやく寄付者の意志が形となった。

 広場の総面積は約6500平方メートルで、もともとは田だったが、近くを流れる鈴川の洪水で使用できなくなっていた。1945年3月、善波地区出身の故・清水廣治さんが「青少年の活動のために購入してほしい」と土地の購入費を旧比々多村に寄付。同村が購入したものの、同村を編入後に市制移行した伊勢原市が99年から2014年までリサイクル倉庫として一時利用したのみだった。

 今回、市内に2カ所あるスポーツ広場の利用が増えたため、3カ所目の用地に決定。工事費約6500万円をかけ、防球ネットで囲われたクレイ舗装4200平方メートルのグラウンドのほか、トイレ、駐車場を備えた広場を整備した。少年野球やサッカー、グラウンドゴルフなどが楽しめる。

 市スポーツ課は「ようやく清水さんの意志を果たせた」と話している。


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